マイケル・ジャクソン(Michael Jackson, 1958年8月29日~2009年6月25日)
80年代のマドンナの盟友であるマイケル・ジャクソンは、「キング・オブ・ポップ」であると同時に、その存在は常に注目を集め、またジャクソンがブレイクした当初は、そのクールなファッションも、若者を魅了する大きな要素になっていました。
マイケルが一世を風靡した曲は、「スリラー」でした。
日本でも大ヒットしたこの曲ですが、同時にアメリカでは「スリラー・ルック」というものがトレンドとして大きくクローズアップされました。
そのスタイルは、全身がレザー使用の洋服と小物でコーディネートされたスタイルで、レザージャケットにレザーパンツの組み合わせ、片手だけにフィンガーレスのレザーグローブ、そしてサングラスというものです。
特にレザージャケットは、マイケルに熱狂する若者のみならず、あらゆる年齢層のトレンドになり、レザージャケットはパフスリーブやオーバーサイズなどの新しいラインも増えつつ、その売上を伸ばすことになりました。
今でもマイケルを思い浮かべると、このスタイルが一番に頭に浮かぶ人も多いと思います。
2009年に薬物中毒と思われる症状で亡くなりましたが、マイケルが世界中に残した印象やインパクトはあまりに強烈で、彼が生み出した曲もスタイルも、永久不滅の存在としていつまでも私たちを魅了し続けるでしょう。