ジャクリーン・ケネディ・オナシス(Jaqueline Kennedy Onassis, 1929年7月28日~1994年5月19日)

1960年代に世界中で「ファッションアイコン」と称されたのが、ケネディ元大統領夫人である、ジャクリーンです。

その大統領夫人としてのスタイルは先に述べましたが、公務以外でも彼女はファッションアイコンとして常に注目を浴びていました。

公務での服装は全てオレグ・カッシーニによってスタイリングされていましたが、彼女はフランスのデザイナー、シャネルやジバンシィなどの洋服も好んで着ていました。

また、ケネディ大統領が暗殺され、ファーストレディの座を退くことになった後は、カジュアルな服装で人々の前に現れることが多くなりました。

結婚前はジャーナリストであったジャクリーンは、パンツスーツやジーンズ、そしてシックな色だけでなく、明るい色の洋服も着こなすようになり、そのスタイルがまたトレンドになりました。

ホワイトデニムに黒のタートルネックという現在では当たり前のスタイルは、元々彼女が始めたものです。

更に、ジュエリーのコレクションも多かったようです。

ジャクリーンは生前、ストレスが溜まると買い物依存に走る傾向があったそうです。

しかし、ただ洋服を買うだけでは、ここまで偉大なファッションアイコンにはなれなかったでしょう。

彼女は多くのデザイナーを虜にし、自らも卓越したスタイリングのセンスを持っていたからこそ、現在でもファッションアイコンとしての絶対的地位を確立しているのだと思います。

NYファッションの変遷

現代のNYファッション事情

NYのデザイナーたち

永遠のファッション・アイコン

このページの先頭へ