マドンナ(Madonna Louise Veronica Ciccone, 1958年8月16日生)
数々の歌をヒットさせて「ポップの女王」と呼ばれ、また自らのブランドを立ち上げるなどファッション業界とも親交の深いマドンナは、80年代のファッション・アイコンです。
地元で下積みをした後ニューヨークに出てきて、本格的に芸能界デビューを目指します。
デビューが叶ったのは、1982年のことです。
そしてその2年後、26歳の時にリリースした「ライク・ア・ヴァージン」が空前の大ヒットになり、そのことで、世界中の人々がマドンナに注目するようになります。
そこから歌手としてのキャリアを続けながらも、女優業、プロデュース業、更にはファッションデザインや慈善活動もするようになります。
しかし、マドンナがファッションで一世を風靡したのは、80年代という、彼女のキャリアの初期の頃です。
彼女の確立したスタイルは「ストリート・アーチン・ルック」と呼ばれ、ミニスカートにレギンスやネックレスを合わせるという新しいカジュアルスタイルです。
このマドンナのスタイルは、全米中の女性が真似をしました。
ステージでは奇抜な衣装でファンを驚かせ、ドレスの着こなしもあくまで独自路線で、決して自分のスタイルを曲げることはありませんでしたが、娘と二人で立ち上げたブランド「マテリアル・ガール」は現在大成功を収めており、その質の高いファッションセンスは、誰もが認めています。