グレース・ケリー(Grace Kelly, 1929年11月12日~1982年9月14日)

マリリン・モンローと同時期にハリウッドで活躍し、モンローと正反対の魅力を見せたのが、グレース・ケリーです。

ケリーはセクシータイプではなく、その全身から滲み出るエレガンスと知性、それに完璧な美貌で人々を魅了しました。

アイリッシュ・アメリカンの家族の元で生まれ育ったケリーは、両親が裕福であったことから、恵まれた少女時代を過ごします。

高校を卒業した後、両親の反対を押し切って女優になるためにハリウッドに渡りました。

その決意が実を結び、アカデミー賞を受賞するトップスターになりますが、僅か5年のキャリアで、モナコ公国のレーニエ大公と結婚をし、ハリウッドを去ります。

ケリーは、そのファッションセンスや個性で人々を魅了するタイプではなく、自分が選んだ洋服を、どれも最高にエレガントに着こなし、人々にため息をもたらしました。

特に、50年代にクリスチャン・ディオールが発表した「ニュールック」の着こなしは有名です。

女優としては、映画監督ヒッチコックに「クール・ビューティ」と呼ばれて賞賛され、また公妃としても、多くのデザイナーが彼女に洋服を提供しました。

エルメスの「ケリーバッグ」は、公妃グレースに因んで名づけられ、またロベルタ・ディ・カメリオは彼女のために最高級の素材を集めてバッグを作りました。

現在でも人々をうっとりさせる気品とエレガンスの持ち主です。

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