オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn, 1929年5月4日~1993年1月20日)

オードリー・ヘプバーンは、今でも世界中の女性から愛される、永遠のファッションアイコンです。

イギリス人の父とオランダ人の母を持つオードリーは、ロンドンで映画やテレビの脇役をこつこつとこなしていましたが、舞台に出演中ハリウッド関係者の目に留まり、ブロードウェイミュージカル「ジジ」で本格的にアメリカ進出します。

その後の主演作「ローマの休日」は、オードリーの初主演作にして、初アカデミー賞受賞作品です。

2作目の「麗しのサブリナ」では衣装を担当したフランス人デザイナー・ジバンシィと意気投合し、その友情は生涯続くことになります。

オードリーの素晴らしいところは、常に独自のスタイルを貫いて周りを納得させていたところです。

自分を美しく見せる洋服をよくわかっていて、それが流行に反していても、自分流に着こなすことでトレンドを生み出しました。

サブリナパンツやバレエシューズも、オードリーが着こなしたからこそ、脚光を浴びることになったアイテムです。

その質の高いファッションセンスは多くのファッション関係者も納得のいくところで、「いつも二人で」(1967年)ではプレタポルテの中から全ての衣装を自分でセレクトし、「ニューヨークの恋人たち」(1981年)では、全て自前の服で出演しています。

外見より内面的魅力をどう引き出すかによって女性性を示した、現代ファッション界でも最も偉大な存在です。

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