カルバン・クライン(Calvin Klein, 1942年11月19日生)

今や、アパレルの枠を飛び越えて、下着や香水などありとあらゆる事業で成功しているカルバン・クラインですが、基本はやはりファッションデザインです。

祖母が裁縫師で、祖母の手伝いをしていた頃からファッションに目覚め始め、大学で本格的にファッションの勉強をすることになりました。

1962年に大学を卒業し、1968年に自身のメゾンを立ち上げます。

そして、1971年までに、レディースウェアだけでなく、レディースのスポーツウェア、ランジェリーなども手がけるようになりました。

事業開始早々から、すぐに事業を拡張を見込んでいた印象です。

ビジネスマンとしての才能を発揮したクラインは、やがて化粧品や香水も手がけるようになります。

一度は破産危機に陥りましたが、1980年に初の香水「Calvin」を発表し、その10年後には香水事業の黄金期を迎えます。

「Eternity」は80年代末に登場し、「Escape」や「cK one」は1990年代に登場、いずれも今に至るまで人気の衰えない、世界的な香水です。

クライン氏は、事業を更に拡張し、メンズ下着部門でも大成功を収め、スウォッチの後援で作られる時計も好調です。

2002年には事業をPVHに売却し、クライン自身もデザイナーとしての地位を退いていますが、今尚あらゆる場所で「CK」のロゴを見かけるくらい、世界的にメジャーなブランドになっています。

NYファッションの変遷

現代のNYファッション事情

NYのデザイナーたち

永遠のファッション・アイコン

このページの先頭へ